ヘルスケア

卵巣嚢腫、多嚢胞性卵胞症候群について

婦人科疾患を知ろう

代表的な婦人科疾患 子宮は優しい臓器
妊娠を希望している方もしくは疾患を持っている方は定期的な病院の受診を勧めます。
妊娠したい方は体質改善→睡眠・食事・運動

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)

卵巣に水が溜まります 卵巣の中に体の外に代謝されなければならない、液体成分が卵巣に溜まってしまい卵巣が腫れている状態です。
そもそも卵巣はアーモンド1粒くらいの大きさ、直径2~3㎝で子宮の左右にちょこんとあります。
卵巣と子宮を繋ぐ卵管、卵巣と卵管が腫れる腫瘍の中で良性のものが卵巣嚢腫。
子宮内膜症の1種で卵巣に内膜が癒着して内膜が増殖することで起こる病気。何故癒着するのか?
腹水に炎症物質があるからと言われます。炎症を抑える為に免疫を上げないと。
割と頻繁に下痢、便秘がある方は腸内環境を整えないと、
この疾患は症状が出やすくなります。腸内環境を整える為には肝臓ケア。

エストロゲン過多、経血量が多く出すぎている。
脳の刺激が強い、脳のストレス、生理痛は痛い。
卵巣嚢腫は卵子がいっぱい採れる→卵子を凍結して上手くいくパターン。
血糖値を下げる。食生活や生活習慣の見直し。
自分の芯がしっかりとしている方、面白い方。
排卵の機能がしている方は100%妊娠する。

卵巣嚢腫は種類が3つくらいある

粘液性の嚢胞 ネバネバした黄色い液体が嚢胞内に溜まる(粘液性)
サラサラした透明な液体が嚢胞内に溜まる(漿液性)
皮脂、髪の毛、歯、軟骨などの組織を含んだ嚢胞(皮様嚢腫)
子宮内膜症(古い出血)などの分類があり。

内膜症と卵巣嚢腫をお持ちの方

子宮内膜症以外の卵巣嚢腫は薬物療法では治らないので、卵巣が5~6㎝を超える捻転や
破裂を避ける為に手術を選択される方が多い。
手術をしてすぐに妊娠された方もいらっしゃるので、医師とご自身の体調やライフスタイルに合わせて選択して欲しいです。
腫れすぎてしまうと卵巣の気腔(きくう)はじまりの部分が回転する。卵巣捻転。
普段とは違う激しい腹痛が起こることがある。下痢。とにかく激しい腹痛。
生理前ではなくてもおこってしまったりする。
この様な状態で生理がおこってしまったら、もの凄く痛いと思います、、、
おかしいと思ったら必ず医療期間へ。

余談ですが…
友人は卵巣がぐるっと1回転半(捻転)したそうです。
前兆は上記の様な、腹痛がどんどん痛みを増して、激しい腹痛になり救急車に運ばれて緊急手術をしたという、貴重なお話をしてもらいましたので、共有させていただきました。

卵巣嚢腫の体質

痰湿(たんしつ)、水毒(すいどく)のタイプ:体にいらない水分が溜まった
於血(おけつ)のタイプ:血がドロドロ

女性ホルモンの乱れ、リズムがものすごく乱れている
月経のリズムを整えてあげないといけないから、卵巣嚢腫もっている方は基礎体温を測るようにする。
基礎体温でご自身のホルモンバランスがちゃんとチェックできる
大体、排卵前は36,3~5℃ぐらいの間がベストな体温そこから排卵後、高温期が36,5~9℃くらいベスト!
免疫力を高めて、炎症しやすい体っていうのを鎮めてあげることが重要。

婦人科系疾患をお持ちの方は週に数回運動するようになって改善された方多い。
血流を滞りなく全身に循環させるのが大事ですね。
卵巣嚢腫をお持ちの方はむくみ体質なので利尿効果のある物飲んであげるといいです
カフェイン強めのものよりは、野菜などで調整するギムネマ、マテなどがいいです。
むくみ注意!!
ご自身がむくんでいるのか?チェック!! 朝起きで鼻が膨れている(膨張)でわかる
鏡を見ていつもよりも鼻が2周りくらい大きいなって思ったら、腎臓などに関係がある浮腫体質。
ピルを服用していなければ馬のプラセンタもしくはジンジャーやターメリックを毎日服用。同時に低IG値に食事を徹底。(旬の物を食べて下さい)
便が整ったらインナーマッスルを鍛える。

多嚢胞性卵胞

この症状が出る方も多い、多嚢胞
身体の体質
肝鬱(かんうつ)【肝臓の働きが悪い方】に多い。
自律神経系などの情緒の安定に関係が深い卵子がたくさん蓄積されて排卵がなかなか、おこらない。

多嚢胞性卵胞症候群とは

排卵が上手くおこなわれない為に、月経周期が延長し、無月経になる病気になります。
男性ホルモンの値が上昇してしまっている 多毛、ニキビ、少し男性化して表れる症状。
普通の排卵は卵胞の表面がはがれて中から卵子が放出される。
ただ卵巣の表面が固く、厚くなっていると卵子が放出されにくくなる→排卵が困難になる→排卵がおこなわれない→そのまま卵胞が卵巣内に残っていく→その結果が多嚢胞性卵胞又は多嚢胞性卵巣。
大体、不妊の1~2割くらいを占めると言われている。

①のケース
肝鬱気滞(かんうつきたい)肝臓の働きが滞ってしまうし、気が停滞している体質の方

緊張しやすい方がなりやすい 緊張すると気の流れが滞る 手、足が震えて、末端が冷たくなる、心臓だけがバクバクする。全身に血液が巡ってない状態。
ストレスなどは肝臓で調節している 肝臓にものすごい負担をかけている。
気が滞ると、卵巣の機能に影響してくる。
肝気(かんき)の流れを改善してストレスの抵抗性を高める。

②のケース 於血(おけつ)血流が停滞しやすい体質 卵巣周辺などでうっ血が生じて排卵しにくくなる

婦人科疾患のお持ちの方はキーワードが血行を良くする。うっ血を取り除くのが必要。

③のケース 痰飲(たんいん)体内に停滞する異常な水分(膵液すいえき)物質にあたります

精神的なストレス、暴飲暴食で生じた水分が溜まっていく。
これで生じた痰飲(たんいん)が卵巣の機能を低下させる事に繋がっていきます。
痰飲(たんいん)を除去することで排卵しやすい体になっていきます 体はいろいろと繋がっている。

④のケース腎虚(じんきょ)腎臓 腎は生殖機能を支配していると考えております

腎は生きる為に必要なエネルギーや栄養を貯蔵しているところです。
腎がもともと弱いからこそホルモンの内分泌、生殖機能が低下しているケース
エネルギーを高めること大事になる 高めるためには、熱が必要(ありすぎても良くないが) エネルギーやパワーを出すところは熱が必要、ホルモンバランスを安定させる為に必要な部分の筋肉が大事です。まずは筋肉をつけてあげる。
特に内臓を冷やさない、特に多嚢胞の方は冷えに気を付けた方がよい(婦人科疾患の方も冷えは大敵)
普段から絶対に冷やさないことが大事です。

腎を補うもの精の付くものを食べる ビタミンA、B、Kの物

ビタミンA
鶏レバー、ウナギの蒲焼、アナゴ、ギンダラ、ホタルイカ、牛レバー、ニンジン、モロヘイヤ、ほうれん草、カボチャ

ビタミンB
B1→豚肉、玄米
B2→豚レバー、ウナギ、のり
B6→ニンニク、マグロ、カツオ
B12→シジミ、赤貝、アサリ ナイアシン→タラコ、カツオ
パントテン酸→鶏レバー、卵黄、ひきわり納豆
葉酸→のり、緑黄色野菜
ビオチン→牛レバー、大豆

ビタミンK
ひきわり納豆、パセリ、シソ、モロヘイヤ、納豆、アシタバ(生)、春菊(ゆで)、バジル、カブ(葉)、ひじき

多嚢胞のアプローチポイント

多嚢胞には栄養素はどういったアプローチが出来るのでしょうか?
ビタミンD、ビタミンE、イノシトール(イノシトールというサプリは1日に6錠くらいサプリ)ですね!

イノシトールとは?
イノシトールは糖アルコールの一種で、体内でグルコースから合成されるビタミン様物質です。 健康な⽅のイノシトール摂取量目安は1日500〜2,000mg程度ですが、肝機能が弱い⽅や血糖値が高めな方、PCOSの方は特に不⾜気味です。

多嚢胞にリンゴ酢は効果ありますか?
効果的な研究もあります!
こちらの研究ではマインズ®ミツカンのりんご酢飲料を使用したそうです。
ミツカン酢の750mgの酢酸含まれたリンゴ酢飲料100mgを継続して飲むとよいとされています。

何かご質問等ございましたら、お気軽にお声掛けください。

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